映画『ファイトクラブ』名言/名セリフ/名場面〜いつか死ぬってことを心に刻め〜


目次

映画『ファイトクラブ』

映画『ファイトクラブ』の基本情報

映画『ファイトクラブ』の評価

filmarks
4.0
映画.com
3.9
yahoo
4.0

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフに関係するキャスト

タイラー・ダーデン/ブラットピット

映画『ファイト・クラブ』のタイラー・ダーデンは、主人公の一人である「ナレーター」が作り出した架空の人物です。タイラーは、ナレーターの隠れた人格として描かれており、ナレーターの内面にある抑圧された感情や願望を具現化する存在として登場します。

タイラーは、ナレーターとは対照的な自由奔放な性格で、自己啓発的な思想を説く人物として描かれています。彼は、社会の枠に囚われた人々が抱えるストレスや不満を解消するために、ファイト・クラブと呼ばれる秘密のクラブを立ち上げます。このクラブでは、メンバーたちは殴り合いを通じて自分たちの内面に向き合い、真の自己を見つけ出すことができるとされています。

しかし、タイラーの思想や行動は次第に過激化し、ファイト・クラブは暴力的なアンチ社会的な運動に発展していきます。また、タイラー自身もナレーターが気づかないうちに支配的な存在となり、ナレーターとの間には深刻な葛藤が生じます。

タイラー・ダーデンは、人間の内面にある抑圧された感情や願望を具現化する象徴的な存在として描かれており、映画のテーマである現代社会や男性性の危機、自己実現や自己認識などを象徴的に表現する役割を果たしています。


僕/エイドワードノートン

映画『ファイト・クラブ』の主人公である「僕(ナレーター)」は、一人称視点で物語が進行する人物です。彼は、自分の人生に虚無感を抱え、消費社会や現代文明に対しての不満を抱いています。

物語の冒頭で、彼は自分が持っている全ての物を火で燃やすという行動をとります。その後、彼はタイラー・ダーデンという男性と出会い、彼と一緒にファイト・クラブを設立します。ファイト・クラブでは、彼は自分自身を見つめ直すことができ、新たな自己を発見していきます。

しかし、次第にタイラーと彼の考え方が過激化し、彼はタイラーとの関係に悩みます。また、彼が自分の人格を失っていく様子も描かれています。

「僕」は、現代社会において自己実現や自己認識に苦しむ人々の象徴的な存在として描かれています。彼の物語は、現代社会における人間の孤独や虚無感、そして自己実現や自己認識の難しさを浮き彫りにするものとなっています。

映画『ファイトクラブ』のあらすじ

主人公である「僕(ナレーター)」は、自分の人生に虚無感を抱き、現代社会に対しての不満を持っていました。ある日、彼は飛行機で出張から帰る途中で偶然にもタイラー・ダーデンという男性と知り合います。タイラーは、彼に不良になることを勧め、彼はタイラーと一緒にバーで喧嘩をすることでストレスを解消するようになりました。

彼らは、ファイト・クラブという秘密のクラブを設立し、そのクラブは人々の間で広まります。クラブでは、メンバーたちは殴り合いをして、自分たちの内面に向き合い、真の自己を見つけ出すことができるとされています。

しかし、ファイト・クラブは次第に過激化し、タイラーはアンチ社会的な運動に発展させます。また、タイラーはナレーターの隠れた人格であり、ナレーターの内面にある抑圧された感情や願望を具現化する存在であることが明らかになります。

次第に、タイラーが支配的な存在になり、ナレーターは彼を止めようとしますが、タイラーが自殺するまでその試みはうまくいきませんでした。最終的に、ナレーターはタイラーとの葛藤を乗り越え、自分自身を再発見します。

『ファイト・クラブ』は、現代社会における人間の孤独や虚無感、そして自己実現や自己認識の難しさを浮き彫りにするものとなっています。また、暴力や反社会的な行動に対する警鐘を鳴らす作品でもあります。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(1)

人は訊くタイラーダーデンを知っているか?

細胞から、銃口までの一連の流れをスタイリッシュにまとめたOPの後のセリフ。物語を一連通して僕にタイラーダーデンを知っているか?なんて一度も聞いた人なんていないしシーンもない。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(2)

(タイラー)何か言いたいことは?(僕)何もない

タイラーと僕

タイラーに銃口を口に突っ込まれなが、僕が質問をされているシーン。僕はこれまでの人生、金を稼いで物を買うことでしか人生を楽しめなかった。だから、銃口を突っ込まれて殺させれる間際なのに言いたいこともやりたいことも一切ないとしかいえない。しかし、現代を生きる我々も彼と同じかもしれない。ただただ、会社に行って金を稼いで、そのストレスを紛らわすように金を使う。彼を哀れに思うかもしれないが、実は我々も彼と同じなのかもしれない。

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映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(3)

人は愛する人を傷つけ、傷つける相手を愛する

前の名言に続く言葉。深い言葉。

この言葉は、しばしば恋愛や人間関係において、愛と傷つけることが密接に結びついているということを表現するために使われる。

愛する人を傷つけることは、人間関係において避けられないことの一つであり、一見すると矛盾しているように思えるかもしれない。しかし、愛する相手との関係には、時には意見の不一致や誤解、トラブルなどが生じることがある。その際には、相手の気持ちや立場を理解することが必要であり、それができない場合には、相手を傷つけることになってしまうことがある。

また、逆に傷つける相手を愛することもある。相手が自分に対して嫌なことをしたり、傷つけたりしても、その人を愛してしまうことはよくある。これは、愛情が強く、相手を理解しているために起こることが多く、自分自身が傷つくことを覚悟の上で、相手を許すことができるからかもしれない。

ただし、相手を傷つけることが常態化し、愛情や尊重が欠ける場合には、健全な人間関係とは言えない。相手を傷つけることを許容してしまうと、相手に対しての愛情が侵害されることになる。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(4)

寝不足が続くと、全てがコピーのコピーのコピーのようだ

銃口を口に突っ込まれているシーンから、ちょっと時間を戻してみることにした主人公の僕。僕は、大手に勤めて物を買うことで人生というものに意味を与えていた。しかし、そうした暮らしは「僕」の心を蝕んでいて不眠症になってしまった。そのシーンのセリフである。ただただ、ぼーっと代わり映えのない時間が流れていく。それをわかりやすく説明しているセリフである。

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映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(5)


これからの宇宙開発にはスポンサーがつく、IBM宇宙探査船、マイクロソフト銀河、スターバックス惑星

物欲でしか人生を満たせない僕。現代の企業は、大量消費大量生産を通して莫大な資本を築いている。だから宇宙開発というかつて国が担っていた分野にも企業が入り込むんでいる。それは、その資本の集積を通して宇宙開発にも金を使うことができるからだ。そうして、企業は宇宙開発関連にも広告を打つスポンサーとして。そんなことを説明しているシーンのセリフ。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(6)

他人の告白は心を揺さぶった。 彼の胸に抱かれて堰が崩れた。沈黙と忘却の暗黒の世界に身を投じて自由を見つけた

不眠症に悩む僕。耐えられず、医者に駆け込むが薬は処方されない。それに対して、死ぬほど苦しいという僕。すると医者は、本当の地獄は睾丸癌の集会にあるという。その集会に参加する僕はボブという人物に出会う。彼は、ステロイドの影響で胸がデカくなり全てを失った人物だ。これは彼の胸に抱からた僕が発したセリフである。このセリフの真意は、他人と比較することでしか人生を見出せない僕が、睾丸癌の集会という救いようのない集会に参加して「あー僕は満たされないけど彼らよりはマシだな」っていう気持ちから安らぎを感じている場面だろうと考えられる。人は自分より下の人間を見ると安心する生き物であるから仕方ない。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(7)

時差を足したり引いたりこうして人生の時間も減っていく。 違う時間に、違う場所で起きたら別の人間になれる? 

大手に勤める僕は、仕事柄全国を飛び回る。アメリカは広いため、時差があり、さまざまな場所がある。そうしたところを行き来するだけで人生という時間は目減りしていくのだ。そうしてそれもいつかはゼロになる。例えば、僕たちも「今日は疲れたから明日やろう」「あそこの街に引っ越したらやる気が出るんだけどな」とか外的な要因で変われると思い込んでいる。だけど、そんなの関係なく自分の人生というものは相変わらず死に向かって進み続ける。だから、別の人間になるつまり変わるという行為は人の中からしか生まれないのだ。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(8)


小さな一回分パック旅行、砂糖、ミルクも一回分、バターもシャンプーも歯磨き粉も。機内で出会う人間は一回分の友達

出張中の僕。全ての生活が消耗品。そうした虚しさを表しているセリフ。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(9)


(僕)仕事は?(タイラー)仕事を訊き興味をあるふりか?石鹸を作っている。文明度を測る物差しだ。

僕とタイラー

出張中の僕。僕は、飛行機でよく一回分の友達を得る。今回出会った一回分の友達はタイラーであった。僕は会話の種として興味もないのにタイラーに職業を聞く。その質問にタイラーは意味がないのになぜ聞くんだという。そこで、タイラーは自身が石鹸を販売していることを教える。また文明度を測る物差しとして名刺を手渡す。この文明度を測る物差しとは具体的に、相手の経済的地位などが押し計れる道具であるから名刺をそう呼称しているのだと思う。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(10)

デュべって知ってるか?生存に必要でもないものをみんな知っている。 なぜだ。我々が消費者だからだ。ライフスタイルに使える奴隷なんだよ。ソファーがパーか。 パーフェクトを目指すのなんてやめろ。頭を切り替えて自然に生きるんだよ。持っているものがお前を束縛する。

タイラー

出張から帰ってきた僕。全ての物を完璧に揃えた部屋が爆発で粉々になっていた。頼れる人もいないので、さっき空港で出会ったタイラーに会えないかコンタクトを取った。このセリフは酒場で合流した時のタイラーのセリフである。僕は、普通の男でコマーシャルに煽られて物を買うことで人生の意味を見出そうとしている。だから今回、全てのものが吹き飛んだことは最悪なのである。僕は徹底した消費者であり物の奴隷になっているのである。そのことについてタイラーは言う。「完璧はよせ、進化しろ。頭を入れ替えて自然に生きるんだ」と。つまり、僕に対して「お前は物を買うだけの人生でいいのか?本当に満足か?家具を完璧に揃えることがそんなに大事なのか?もっと人生を充実させられることはあるだろう、物を買うことで考えるのを止めるな。」と言っているのである。それを総括して、タイラーは「持っているものがお前を束縛する」と言っている。

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映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(11)

本当の自分がわかる。男は傷跡がなきゃ さあ殴れ

タイラー

酒場を後にする二人、タイラーは僕に聞く。「今回電話してきたのは泊めてほしいからだろ。泊めてやるが俺を殴れ」それに続くセリフである。男は自分と戦って本当の自分をその痛みの中に見出す、それがタイラーのダンディズムである。自己破壊することによって破壊と再生、自己を作り直すのである。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(12)


ファイトの後は全ての音が遠くに聞こえた。

自己破壊に病みつきになった僕。物を手放し、自身を痛め続ける。それによって、会社で不必要に金を稼ぐことの無意味さに気づいてしまった。だから、ファイトの後の音は全て遠くに聞こえてしまっているのである。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(13)


諸君ファイトクラブにようこそ。ファイトクラブのルールその1クラブのことは口外するな。ルールそのに、絶対に口外するな。

タイラー

言わずもがな、ファイトクラブの超名言。ファイトクラブのことは口外するな。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(14)


(僕)人を見る目が変わった。こいつはファイターかどうか。(タイラー)ワークアウトは自慰行為だ。男は自己破壊を。

僕とタイラー

ファイトクラブに病みつきになった僕。徹底した自己破壊ができる男こそ真の男なのである。筋トレなんて、オナニーと同じ。

おすすめの本:俺は筋トレをおすすめしますけどね!!!

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(15)

僕はみんなの迷惑者だった。青あざだらけでも僕は平気だった。なんという解放感。無駄な品物に囲まれた生活を捨てて、郊外のボロ屋に住む。

金を稼ぐことの無意味さを知った僕。当然仕事への熱量も冷めており、ファイトで顔もあざだらけ。みんなが、僕を白い目で見ている。しかし、無駄な物品を処分して、ボロ屋に住むことは解放感に導いた。自己破壊に徹底する僕は、他人の目からも解放されているのである。

おすすめの本:他人の課題になんて首を突っ込むな、当然自分の課題にも相手を踏み込ませるな

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(16)


犯人は僕の価値観を変えた解放者だ。言えよ、僕は物質至上主義を拒否すると。

自宅を破壊された僕。しかし、それは不幸どころか幸運であった。自分の人生を見直すきっかけになり物質至上主義を否定できるようになったからだ。真の自由を得れたのだ。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(17)

これ古着屋で1ドルで買ったの。ブライドメイドの服よ。誰かが1日だけはしゃいで着て。ぽい。まるでテープで縛られて路肩に捨てられるレイプの被害者みたいに。

マーラ

マーラと僕がお話ししているシーン。マーラが着ている服は、新品で買うと500ドルはするようなブライドメイドの服だが一日はしゃいで着られただけで1ドルになっている。そんな価値しかない服に多くのお金を払っていいのか?と暗に意味しているシーンと言える。この映画ファイトクラブはこのように、物質至上主義と人生を結びつけて何度も見ている我々に問うている映画だと思う。本当にそんな人生でいいのかと。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(18)

昔の人は、川で洗濯をしている時によく汚れが落ちるところを知っていた。生贄だ。皮膚を焼く。痛みを感じろ。宇宙に打ち上げられた猿を思え。苦しみと犠牲が尊いんだよ。人生最高の時を楽しめよ。痛みを消すためにもがくのはやめろ。いつか死ぬってことを心に叩き込め。全てを失って自由を得るんだよ。

タイラー

タイラーが僕を痛めつけているシーン。タイラーは人類の進歩にはいつも勇敢なものによる犠牲があったという。石鹸になった生贄、ロケット実験のために打ち上げられた猿。だからタイラーは続けて犠牲が尊いという。タイラーは、僕にそれを皮膚を焼く痛みによって分からせようとしている。その痛みこそが生の実感であり、裏返していつか死が訪れることの理解なのである。カーペディエムの精神である。財産、物、地位、世間体全てを失って初めて自由を得るんだ。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(19)

素晴らしい体力と知性に恵まれた君達。伸びるべき可能性が潰されている。 職場といえば、ガソリンスタンドかウエイター、会社の奴隷。 宣伝文句に煽られて要りもしない車や服が欲しくなる。 歴史の狭間で、生きる目的もない。世界大戦も恐慌も。俺たちの戦争は魂の戦争だ。 テレビは、君も明日は億万長者かスーパースターという。大嘘だ。その現実にムカついているんだ。

タイラー

地下組織のメンバーにタイラーが演説するシーン。みんなそれぞれ、長所を持っている。しかしその長所には気づかれず、みんながその長所をやりたくもないクソみたいな仕事に浪費している。そうした、満たされない気持ちを利用して企業は車や服を買わせる。なぜならば、それを持てばセレブの仲間入りができる気がするからだ。加えて人生の目的もみんなとの共通意識を持った目的もない。そんな現実に、激しくムカついているんだよ。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(20)

残された人生の持ち時間もいつかはゼロになる。

タイラーがコンビニの裏でおっさんを脅すシーンの前。人生は有限だ。人生は、ぼーっとしている間に過ぎていきゼロになる。

おすすめの本:セネカの人生の短さについては、昔から時間というものが多くの人の関心であったことが知れる。また有意義に使う方法も学べる名著である。また、限りある時間の使い方については絶対に読むべきである。人生は週に換算すると4000週間しかないのである。これは短すぎる。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(21)

手を後ろに、財布を出せ。 レイモンドか、今からお前を殺す。両親はぐちゃぐちゃになったお前の歯形のカルテを取り寄せる。市民大学の学生証、何を勉強してたんだ? 色々と?ふざけるな。なんの職業を目指してたんだ?獣医か。それじゃもっと勉強しなきゃな。諦めた?死にたいのか?こんなコンビニ裏で惨めに? 住所はわかった、もし六週間後に勉強してなかったら殺しに行くからな。奴は最高の朝を迎えるさ。

タイラー

唐突にタイラーがコンビニのおっさんを脅しにいくシーン。タイラーはおっさんに銃を突きつけて自分の人生の目的のために時間を使えという。もし、それをしなかったら俺はお前を殺すぞと脅す。タイラーのやり方は、過激だが最も効く方法である。これにより彼(レイモンド)は翌日から最高の人生を迎えるだろうとタイラーはいう。なぜならば、レイモンドはこの経験を通して人生を有意義に使うことを始められるからだ。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(22)

彼の計画は筋が通っていた。何も恐れず突き進む。無駄なことはスルッとかわす。

タイラーの計画。それは、人々の価値観に変革を起こすことだ。その価値観の変革とは、金、物中心の生き方から自己実現などもっと本質的なものへと意識を切り替え得ることである。その計画達成のためならばタイラーは何も恐れないし無駄なことはするりとかわすのである。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(23)


職業がなんだ。財産がなんの評価に? 車も関係ない。人は財布の中身でも、ファッションでもない。お前らはこの世のクズだ

タイラー

タイラーの計画の目的はパラダイムシフト起こすことである。つまり、金、物中心主義からの脱却。タイラーは人間を測るものは職業、財産の量、乗っている車、ファッションじゃないと主張する。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(24)

自惚れるな。自分達は特別なんて思うなよ。 いずれ朽ち果てる有機物なんだよ。お前らは役立たずのクズだ。いずれは地下の堆積物の一部になる。

タイラー

人間も所詮は、有機物死ねば土に戻る。自分だけは死なないと思うなよとタイラーは主張する。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(25)


頭を入れ替えるんだよ。人生友情、俺とお前の関係全て根本からな。死ぬ前に何がしたい?このまま死んで悔いはないのか? どん底に落ちるのはお遊びじゃない。足掻くのよはよせ流れに身を任せろ。 

タイラー

映画全体を通してタイラーは僕に人生が終わるなら何に後悔するかをずっと問い続けている。しかし、僕はわからない。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフ(26)

お前は廃墟となったロックフェラーセンターの渓谷でヘラジカを追うだろう。死ぬまで持つ革ジャンを着て。シアーズタワーの蔦を登って、見下ろすと穀物を砕く人間の姿が見えるだろう。元気出せよ

タイラー

タイラーの目的はパラダイムシフトを起こすことである。そのパラダイムシフトを起こすため、プロジェクトメイヘムという形で具体的な改革が起こされる。そのプロジェクトメイヘムによって文明は崩壊する。しかし、僕は文明が崩壊してもなお人より上に立つことを考えて、革ジャンを大切にし人と関わりを持とうとしないだろうという。タイラーはそれに呆れて、元気出せよと言って姿を消す。

映画『ファイトクラブ』の名言/名セリフまとめ

時間名言人物
2分頃人は訊くタイラーダーデンを知っているか?
2分頃(タイラー)何か言いたいことは?(僕)何もないタイラーと僕
2分頃人は愛する人を傷つけ、傷つける相手を愛する
4分頃寝不足が続くと、全てがコピーのコピーのコピーのようだ
4分頃これからの宇宙開発にはスポンサーがつく、IBM宇宙探査船、マイクロソフト銀河、スターバックス惑星
8分頃他人の告白は心を揺さぶった。 彼の胸に抱かれて堰が崩れた。沈黙と忘却の暗黒の世界に身を投じて自由を見つけた
19分頃時差を足したり引いたりこうして人生の時間も減っていく。 違う時間に、違う場所で起きたら別の人間になれる? 
20分頃小さな一回分パック旅行、砂糖、ミルクも一回分、バターもシャンプーも歯磨き粉も。機内で出会う人間は一回分の友達
23分頃(僕)仕事は?(タイラー)仕事を訊き興味をあるふりか?石鹸を作っている。文明度を測る物差しだ。タイラと僕
29分頃デュべって知ってるか?生存に必要でもないものをみんな知っている。 なぜだ。我々が消費者だからだ。ライフスタイルに使える奴隷なんだよ。ソファーがパーか。 パーフェクトを目指すのなんてやめろ。頭を切り替えて自然に生きるんだよ。持っているものがお前を束縛する。タイラー
34分頃 本当の自分がわかる。男は傷跡がなきゃ さあ殴れタイラー
39分頃ファイトの後は全ての音が遠くに聞こえた。タイラー
42分頃
諸君ファイトクラブにようこそ。ファイトクラブのルールその1クラブのことは口外するな。ルールそのに、絶対に口外するな。
タイラー
45分頃僕)人を見る目が変わった。こいつはファイターかどうか。(タイラー)ワークアウトは自慰行為だ。男は自己破壊を。タイラーと僕
55分頃僕はみんなの迷惑者だった。青あざだらけでも僕は平気だった。なんという解放感。無駄な品物に囲まれた生活を捨てて、郊外のボロ屋に住む。
56分頃犯人は僕の価値観を変えた解放者だ。言えよ、僕は物質至上主義を拒否すると。タイラー
58分頃これ古着屋で1ドルで買ったの。ブライドメイドの服よ。誰かが1日だけはしゃいで着て。ぽい。まるでテープで縛られて路肩に捨てられるレイプの被害者みたいに。マーラ
62分頃昔の人は、川で洗濯をしている時によく汚れが落ちるところを知っていた。生贄だ。皮膚を焼く。痛みを感じろ。宇宙に打ち上げられた猿を思え。苦しみと犠牲が尊いんだよ。人生最高の時を楽しめよ。痛みを消すためにもがくのはやめろ。いつか死ぬってことを心に叩き込め。全てを失って自由を得るんだよ。タイラー
70分頃素晴らしい体力と知性に恵まれた君達。伸びるべき可能性が潰されている。 職場といえば、ガソリンスタンドかウエイター、会社の奴隷。 宣伝文句に煽られて要りもしない車や服が欲しくなる。 歴史の狭間で、生きる目的もない。世界大戦も恐慌も。俺たちの戦争は魂の戦争だ。 テレビは、君も明日は億万長者かスーパースターという。大嘘だ。その現実にムカついているんタイラー
81分頃残された人生の持ち時間もいつかはゼロになる。
82分頃手を後ろに、財布を出せ。 レイモンドか、今からお前を殺す。両親はぐちゃぐちゃになったお前の歯形のカルテを取り寄せる。市民大学の学生証、何を勉強してたんだ? 色々と?ふざけるな。なんの職業を目指してたんだ?獣医か。それじゃもっと勉強しなきゃな。諦めた?死にたいのか?こんなコンビニ裏で惨めに? 住所はわかった、もし六週間後に勉強してなかったら殺しに行くからな。奴は最高の朝を迎えるさ。タイラー
84分頃彼の計画は筋が通っていた。何も恐れず突き進む。無駄なことはスルッとかわす。
84分頃職業がなんだ。財産がなんの評価に? 車も関係ない。人は財布の中身でも、ファッションでもない。お前らはこの世のクズだ。 タイラー
90分頃自惚れるな。自分達は特別なんて思うなよ。 いずれ朽ち果てる有機物なんだよ。お前らは役立たずのクズだ。いずれは地下の堆積物の一部になる。タイラー
98分頃頭を入れ替えるんだよ。人生友情、俺とお前の関係全て根本からな。死ぬ前に何がしたい?このまま死んで悔いはないのか? どん底に落ちるのはお遊びじゃない。足掻くのよはよせ流れに身を任せろ。 タイラー
101分頃お前は廃墟となったロックフェラーセンターの渓谷でヘラジカを追うだろう。死ぬまで持つ革ジャンを着て。シアーズタワーの蔦を登って、見下ろすと穀物を砕く人間の姿が見えるだろう。元気出せよタイラー

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