映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の名言/名セリフ/名場面〜貧乏は美しくない〜


目次

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の基本情報

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の評価

filmarks
3.7
映画.com
3.6
yahoo
3.7

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフに関係するキャスト

ジョーダンベルフォート/レオナルドディカプリオ

ぶっ飛びまくってるストラットン・オークモント社の社長


ドニーアゾフ/ジョナヒル

こちらもぶっ飛びまくってるストラットン・オークモント社の副社長


マークハンナ/マシューマコノヒー

ジョーダンが投資会社にロスチャイルドに勤めている時に上司だった人


映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のざっくりストーリ

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、2013年に公開されたアメリカの映画で、実在した株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの半生を描いています。

物語は、ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)が、1980年代のウォールストリートでブローカーとしてキャリアをスタートするところから始まります。ベルフォートは、新人ブローカーの教育係を務めるマーク・ハナ(マシュー・マコノヒー)のもとで、ハナから違法行為を教えられます。その後、ハナが警察の捜査を受け逮捕されたことで、ベルフォートは自分自身のブローカー会社を立ち上げ、違法な手法で株式取引を行い、大金を稼ぎます。

ベルフォートは、ブローカーたちに厳しいトレーニングを行い、彼らを金儲けの世界に引き込みます。彼らは、株式市場で会社を売買し、手数料や株式の値動きによって大きな利益を得ます。しかし、彼らのやり方は不法であり、法的な問題を抱えることになります。

ストーリーは、ベルフォートの株式詐欺の成功と逮捕、そして彼がFBIと取引を行い、証言者として裁判で証言することで、刑務所に服役するまでの過程を描いています。彼は、多額の罰金と禁固刑を受け、自分の罪を認めますが、その後もウォールストリートでの勝利に魅了され続ける彼の姿を描いて終わります。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(1)

金は暮らしを良くしたり、車や女を買うだけじゃない。いい人間にもなれる、政党や教会への多額の寄付、絶滅危惧種だって救える

ジョーダン

冒頭の、ジョーダンの性格を象徴するシーン。彼が徹底した拝金主義者であることを表している言葉である。確かに、政治を動かすのも、動物を保護するのも、難民を助けるのも結局は金が全ててある。金がなければ無力なのである。みんな、背後にある金の存在につき動かせれて行動を起こしているのである。つまり、世間的に言われる良いこと=金がなければ何にもできないという等式ができる。この言葉は、偽善を抜きにしたリアルな言葉だと思う。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(2)

客なんていい、君は家族のために稼げばいいんだ。 家族はいるか? それなら尚更客に財布から金を出させて、自分の財布に入れる。

ハンナ

ジョーダンは、野心を抱いてウォール街のロスチャイルド投資銀行に入行する。そこで、営業成績トップのマークハンナに出会う。ハンナは、ジョーダンをランチに誘い投資銀行のイロハを教える。その場面のセリフである。投資銀行に限らず、商いをしてお客から金をもらって生活している企業は口先では「お客様第一」などという綺麗事を並べるが結局は、ハンナのいうようにいかに自分達が得をするかしか考えていないのである。それが、商売の本質でありいかにお客に買わせるかそれが一番なのである。だから、全ての企業はスローガンを綺麗事を排して「うちの商品を買って俺をリッチにしろ」にした方がいいと思う。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(3)

株屋のルールその1、君が仮にバフェットでも株が上がるか下がるかわからない。我々にもだ。つまりはばったもんなんだよ。パチモン。幻だ、存在しない物質じゃない。

ハンナ

先ほどの場面に続いて、ハンナがジョーダンに投資銀行のイロハを教えている場面のセリフ。株は生き物なんて言い得て妙である。そして実態がない。誰にも動きが読めない。それは世界一の富豪であるウォーレンバフェットでさえ読めないのである。一証券マンなんて尚更である。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(4)

我々はクソも何も作らない。客は儲けて、金に変えて家に持ち帰りたいと考える。そうはさせるな、現実になる。そこで名案がある。もっと投資をさせるのさ、中毒状態。何度も何度も投資をさせて紙の上だけで金持ちにさせる。それで、我々には手数料が入る。

ハンナ

先のセリフの続き。株の仲買人は手数料を取り何も作らないのである。富を産んでいるのは、株式を発行している企業であり、ハンナやジョーダンが生業とする株の仲買人はなんの生産もしていないのである。その、株の仲買人が株を欲しい客を結びつけてその客を儲けさせる。だけど、その儲けた株上の数字は現金化しなければただの数字である。悪徳仲買人怖い怖い。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(5)

株屋で成功するコツは二つある。一つ目は常にリラックスする。マスはかくか?俺は一日二回かく。やりたいからじゃない。必要だからやるんだ。俺たちの仕事は数字との戦いだ。だからマスを描いてバランスを保つんだ。

ハンナ

マスをかくは、画像を見て貰えばわかるだろう。そういうことである。株の世界は流動的であり常に緊張感がある。だからこそ男はマスをかいて緊張とのバランスをとるのである。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(6)

(ジョーダン)なんでも売れる?このペンを俺に売ってみろ。ブラッド。(ブラッド)このナプキンに名前をかけ。(ジョーダン)ペンは?(ブラッドがペンを渡す)需要と供給だ。(ジョーダン)必要性を作った。

ジョーダンとブラッド

投資銀行の起業のためにリクルートをするジョーダン。田舎で、高学歴、優秀な人材はいることなくセールスの経験のある人間に絞ってリクルート行うことにした。その時に、ジョーダンは自身のウォール街での経験を活かしてセールスのイロハを彼らに教え込んだ。その一節のセリフである。セールスとは、お客に必要なものを売ることである。つまり、需要を意図的に作り出してその需要を満たすために供給をしそこから利益を掠め取るのだ。それを端的に表した名セリフである。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(7)

我慢だ、客より先に喋ったら負けだ

ジョーダン

起業のためのリクルートを終えて、創業を始めたストラットンオークモント社。ジョーダンは、ウォール街の経験を活かして素人の男たちに話術を教え込む。そのシーンのセリフである。ジョーダンは、ブラックマンデーによってウォール街を追われ片田舎の小さな投資センターに就職した。そこでペニー株の存在を知る。ペニー株とはカスの株式で誰も買いたがらない株である。しかし、その株を売ると成功報酬としてその株の50%の金額が手に入る。そこに目をつけて詐欺まがいな巧みな話術で馬鹿な客に株を買わせるのである。このセリフは、その巧みな話術の一つである。紛い物を買わせるために、常に客より優位に状況を進めなければならないのである。だから、あくまでも後攻に回るのが鉄則なのである。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(8)

イカれてる?不潔だ。不潔だ、普通の世界では。でも普通の世界なんて望か。

ジョーダン

セックス中毒になってしまって、親父に怒られているシーンのセリフ。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(9)

 この黒いやつ、電話だ。電話の秘密を教えよう。 自分ではダイヤルできない。君らがいなきゃただの黒い箱だ。 
この電話に命を吹き込むのは君だ。 君らは、ストラットンの精鋭の戦士だ。電話を切るな 相手が買うか、そのクソが死ぬかだ。

ジョーダン

ジョーダンの演説シーンのセリフ。ストラットンオークモント社という会社がよくわかるフレーズである。稼げる人間を作り出し、客じゃなく自分たちが儲かることが第一。潔い。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(10)

貧乏は美しくない。いい時も悪い時も金がある方がいい 

ジョーダン

演説シーンでのセリフ。貧乏は美しいわけない。これはあくまでも、自分の金のない状況を肯定する逃げ口上でしかないのである。だから金はあったほうが当然いい。貧乏人は誰も幸せにしないからだ。しかし金を持っていると幸せにできる人は必ずいる。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(11)

俺を軽薄な、拝金主義者だと思うならマックに行って働けばいい。だが、勝者に溢れた部屋を出ていく前に隣の奴の顔を見ておけ。遠くない将来、ボロ車で赤信号に止まった時、彼はピカピカのポルシェで隣に停まっている。

ジョーダン

演説シーンでのセリフ。ジョーダンの姿勢が伺える。稼ぐ意識のない人間はストラットンオークモント社に要らないのである。そんな奴は、誰でも向上心なく働けるマックにでも行けばいいのである。飢え死にしない程度には稼げるから。だから、必死で稼げとジョーダンはいうのである。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフ(12)

カードの支払いがある?すぐに電話をかけ始めろ。大家が追い出しを?すぐに電話をかけ始めろ。金を稼げば問題は解決する

ジョーダン

演説シーンのセリフ。現状が息詰まっているのなら、稼げばいいのだ。大抵の問題は金なのだ。だから、金を稼ぐためにどんどん行動するべきなのである。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の名言/名セリフまとめ

時間名言/名セリフ人物
5分頃金は暮らしを良くしたり、車や女を買うだけじゃない。いい人間にもなれる、政党や教会への多額の寄付、絶滅危惧種だって救えるジョーダン
9分頃客なんていい、君は家族のために稼げばいいんだ。 家族はいるか? それなら尚更客に財布から金を出させて、自分の財布に入れる。ハンナ
9分頃株屋のルールその1、君が仮にバフェットでも株が上がるか下がるかわからない。我々にもだ。つまりはばったもんなんだよ。パチモン。幻だ、存在しない物質じゃない。ハンナ
10分頃我々はクソも何も作らない。客は儲けて、金に変えて家に持ち帰りたいと考える。そうはさせるな、現実になる。そこで名案がある。もっと投資をさせるのさ、中毒状態。何度も何度も投資をさせて紙の上だけで金持ちにさせる。それで、我々には手数料が入る。ハンナ
11分頃株屋で成功するコツは二つある。一つ目は常にリラックスする。マスはかくか?俺は一日二回かく。やりたいからじゃない。必要だからやるんだ。俺たちの仕事は数字との戦いだ。だからマスを描いてバランスを保つんだ。

ハンナ
29分頃なんでも売れる?このペンを俺に売ってみろ。ブラッド。(ブラッド)このナプキンに名前をかけ。(ジョーダン)ペンは?(ブラッドがペンを渡す)需要と供給だ。必要性を作った。

ジョーダンとブラッド
33分頃我慢だ、客より先に喋ったら負けだ ジョーダン
50分頃イカれてる?不潔だ。不潔だ、普通の世界では。でも普通の世界なんて望か。ジョーダン
82分頃この黒いやつ、電話だ。電話の秘密を教えよう。 自分ではダイヤルできない。君らがいなきゃただの黒い箱だ。 
この電話に命を吹き込むのは君だ。 君らは、ストラットンの精鋭の戦士だ。電話を切るな 相手が買うか、そのクソが死ぬかだ。
ジョーダン
83分頃
貧乏は美しくない。いい時も悪い時も金がある方がいい 
ジョーダン
83分頃俺を軽薄な、拝金主義者だと思うならマックに行って働けばいい。だが、勝者に溢れた部屋を出ていく前に隣の奴の顔を見ておけ。遠くない将来、ボロ車で赤信号に止まった時、彼はピカピカのポルシェで隣に停まっている。ジョーダン

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