映画『ちひろさん』の名言/名セリフ/名場面〜僕たちは人の箱に入った宇宙人〜

映画『ちひろさん』の名言/名場面/名台詞

映画『ちひろさん』の名言/名場面/名台詞（１）

くるもの拒まず、去る者おわずの世界だし

ちひろ

20分頃　古くからの知り合いであるバジルがちひろの元を訪れて近況を聞いている場面。ちひろを探している客がいるとバジルがいう。それに対して、ちひろが風俗という世界は嬢である私たちはどんなお客さんでも拒まないけど、その世界を去る私たち嬢は追わない暗黙の了解があるのだという。結局は店とお客さんの関係なのである。

映画『ちひろさん』の名言/名場面/名台詞（2）

そんなの当てにしたことないもん。第一それが本当のことかわからないし。風俗嬢ってそういう仕事だったしね。その人がどういう人か目を見ればわかるよ。

ちひろ

26分頃　千尋の写真を隠し撮りする少女との会話）気になりませんか普通、名前とか年齢とか目的とか。どんな人か分からないって不安じゃないですか？に続くセリフ。第一印象、言葉なんて当てにならない。しかし、相手の目を見ればどんな人かわかる。

映画『ちひろさん』の名言/名場面/名台詞（3）

みんなで食べた方が美味しいっていうけどさ、みんなで食べても美味しくないものもあるし　一人で食べたって美味しいものは美味しいよ。

ちひろ

(おかじ)うちの母すっごい料理上手なんですよ。でも、あの食卓に着くと味がしなくて。いや、大事にしてもらってるし、感謝しなくちゃいけないんですけど。

（ちひろ）それがお母さんの理想なんだね。　お父さんのかもしれないけど。私苦手だなそういう人。子供の頃さ絵本で見た海苔巻きがめちゃくちゃ美味しそうでさ。こっそり自分で作ってみてさ、見た目は最悪だったけど。あれ美味しかったな。に続くセリフ。

映画『ちひろさん』の名言/名場面/名台詞（4）

「みんな同じ人間だなんていうけどさ、やってきた星がバラバラなんだから、分かり合えないのは当然なんだよ。（ちひろ）家族でも？恋人でも？友達でも？（客）そう。しょうがないじゃない、だって別の星の人なんだから。そう考えた方が楽じゃない？」

ちひろと客

44分頃　昔ね、お店に来たお客さんが言ってたの。　僕たちはみんな人間という箱に入った宇宙人なんだって。に続くセリフ。同じ人間なんて存在しない。だから、お互いを理解し合えるなんて期待しない方がいい。その生き方の方が楽なんだから。

映画『ちひろさん』の名言/名場面/名台詞（5）

人の心を独り占めすることなんてできないって。　もしそれが恋愛だっていうなら、私には必要ないかな。　

ちひろ

72分頃 たこ焼きを食べながらバジルとちひろが恋愛観を語る場面。

映画『ちひろさん』の名言/名場面/名台詞（6）

ベッチンはなんでそんなに強いの？そんなに強くないよ、だから不登校だったし。….期待しない。人にも自分にも期待しなくなったら少しだけ楽になったんだ。　

ベッチン

76分頃 屋上で、おかじとベッチンが語る場面。期待するから傷つく、だったら期待しない方がいい。

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映画『ちひろさん』の名言/名場面/名台詞（7）

（ちひろ）水の底にいるから　（内海）しょうがねな、んじゃしばらく沈んとけ。人の体は浮くようにできてっから。　もがかなければ浮かぶんだよ、ジタバタするから沈むんだよ。

ちひろと内海

81分頃　飲みに誘ってくる内海とちひろのセリフ。

原作です。